*[日記]
私の卒業研究は、集合知に関するものである。
知恵要素である、アイディア・改善提案などを集約し、活用していくことにより、知識に昇華させてライブラリ化する仕組みを作成した。
だけど、仕組みを考えて実際にシステムにする作業が、こんなに大変だと思わなかった。
自分の考えている、仕組みが実現できないもどかしさ。
力不足を痛感しました。
それでも、何とかシステムにすることに持って行くことが出来た。
技術力があれば、更に理想に近づけたいとは思うのだが、卒業までの時間が足りない。
だけど、そのシステムが、大学地元のプロジェクトで採用され、試用されることになったり、色々あった。
一人で考えて、一人で作成して、という作業は、今後なくなると思う。
すごく貴重な体験になっている。
今週が、山場になる。
今週、小さいながら1回目の学外でプレゼンする機会があるみたいだ。
システムの方も、今週を目処にまとめたいと考えている。
がんばろうと思う。
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ずいぶん久しぶりの日記
しばらく、卒業研究やら、研究室の実験やらをしていました。
いろいろと貴重な体験をすることができ、大学生活の中ではかなり充実した期間でした。
卒業研究では、集合知に関する研究を行っていたのですが、その研究にて出来たシステムを、教授が関係する研究会で使っていただくことが決定し、現在必死で仕様変更しています。
元々は、グループ内で使うシステムではなく、wikiのような、誰でも使えるシステムを目指して作っていたのですが、今回はグループ内で使いたい&セキュリティ必須ということで、いろいろ改造点があり、自分のプログラムが如何に汚いか、コーディング規則を守らないことが保守を困らせるかを実感することが出来ています。
次からは、コーディング規則を守ってプログラムしたいと思います。
まあ、ASPなるWindowsの過去の遺産でシステムを作成しました。
.NEETではありません。PHPでもperlでもありません。
なぜかというと、それらの言語で書くと、保守が出来る人が後輩に出てくる可能性が低いからです。
悲しいかな、私が所属する研究室は、プログラムが達者な人が入ってくる可能性が非常に低いです。(今年入ってきた哀れな人達の中に、一人すごいのがいましたが)
ということは、取っつきやすいVBで書いてやらないと、未来永劫保守が出来ないということになりかねない。
まあ、そのおかげで、データベース作成などはらくちんでした。
現在は納入前に向けて、研究室内で使ってもらってUIの不満な点や、不具合をチェックして直しています。
それにしても、VBSが如何に貧弱かを思い知らされた卒業研究だった気がします。
変数をソートしてくれる関数もなかった・・・
BASP21入れないと、使い物にならなかった・・・
いっそRubyで書いてもよかったかwww
そんなこんなで、Fランク大学ながら、充実した生活?を送らせていただいてます。(本日サボり:Fラン大学生の特権)
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欲望系Web2.0だそうです。
これは、面白いです。
私は、mixiみたいな馴れ合い雰囲気は合わなかったので、こういうSNSだったら歓迎かもしれない。
いま、SNSに一番欲しい物は、本音を言えるばの提供かな。
mixiは本音で語り合うのは、なかなか難しい。
その本音が、肯定的なものなら良いのだが、私は捻くれているので、こいつアホちゃうんか? 見たいに思ってしまうこともある。
けど、それは社交的な場として、発言することは出来ない。
それが可能なSNSが登場したのなら、是非とも使ってみたいものだ。
荒れる、炎上する、なんて事が頻繁に起こってしまうだろうけど・・・・・・
そう考えると2chはある意味、理想的なのかもしれないな。
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ついに終わりましたよ。長かった・・・・
何をやっていたかというと、製造中核人材育成事業という、経済産業省がやっているらしいプロジェクトの、静岡遠州地区の講義の一つを請け負ってました。
浜松商工会議所と静岡大学と、うちの大学が連携して行っています。
うちの受け持ちは三週間分で、3次元CADに関する講習を行っています。
その3週間の中で、一週目が、主な自分の役割でした。
まあ、これがおかしい事だらけなわけですよ、みなさん。
おそらく受講者の方も思っていたことだと思うのですが、「なんで、学生が講師やってるの?」
このページに、目的などがのっているのですが、その中で、
鄱)大学等教育機関の役割
①教材及びカリキュラム開発のためのスタッフを提供する。
②当該事業修了後は専門職大学院・専門コース・専攻科等を開設し、自立的・継続的な教育提供体制を構築する。
③施設・場所を提供し、産業界から派遣された技術指導者と協力し、講義を実施する。
①に関しては、教員、いわゆる教授などのことを指しています。
今回は、教授と客員教員の方が行いました。・・・カリキュラム開発は・・・・・
教材に関しましたは、95%以上を学生の作成した品です。
もちろん、チェックなどは教授などが行うのですが・・・・・・その教授達は、3次元CAD・・・・・使えないんです。
それでいて、最終チェックを行うのですから、中身の確認などできる訳がありません。
更には、仕様変更や講義形式変更を前日に連絡してくる等、まぁ、「ブチッ」っと来る場面がいくつもありました。
が、学生側も、ブチキレずに、頑張れたのは奇跡だと思います。(ハンギレはありました。)
なんにせよ、教材作成は、みんなの頑張りで無事にできたと思います。
学生が製作するレベルのものではないと自負できるものです。
②に関しては、学校内や教授の会社で、そのノウハウを使って講習会を行ったりしているので問題ないと思います。(教授の会社の講習は価格の桁が間違ってるんじゃない?ってうわさも)
③が一番問題ありだと思います。
産業界から派遣された技術指導者って?
いやいや、いないから、そんな人。
本来は、浜松の某商社から、技術者が派遣されてきて、その人たちと、教授陣が協力して講習を作り、それを補助するのが自分達の役目です。
そういうことだと思って、今回の仕事を請ける事に決めたんです。
それが・・・・・いつの間にか、うちらメインになっていて・・・・・・・・・・
上の人がしっかりしたプランを持っていなくて、手探り状態だから無駄な仕事をいくつも行うことになったり、連携が取れていないから、一つの事柄に関して教授ら同士で、違う意見を言われたり、思いつきで発言して、自分らを動かしたり
最終的には、所詮学生が作るものだから受講者から酷評されるだろう。初めからちゃんとした技術者を使っていればよかった。
だそうで、もう本当に「ブチギレ」なかったのが奇跡でした。どMなメンバーでよかったwww
それでも、僕らメンバーは、うちの大学の科の中でも「仕事が出来る」メンバーが集まっていて(自惚れかも知れないけど、最低でも自分以外はみんな優秀)、みんなが協力して、無事講習日を迎えることが出来ました。
講習の方も、当初予定していた時間配分より、時間がかかってしまって、一部できなかった事があったけど、想定内だったので問題なく終わりました。
評価に関しては、解りませんが、自分達に出来る最高のクオリティは出せたと自負できます
いやぁ、打ち上げbeerがウメー
もう2度と、こんなことには関わらないで、卒研を一所懸命に頑張ろう、と誓いを立て、カラオケへと行きました。
次週もティーチングアシスタントの仕事はあるのですが、内定者懇談会があるので、出なくても良いということになり、事実上仕事が終了しました。
あと、先週3次元CAD試験がありました。
結果から言うと、
- 筆記試験は、合格ラインぎりぎりか、不合格
- 実技試験は、問5さえ100%になれば、合格 問5が99%以下だと不合格
という結果でした。9月に発表です。
受かっていても、学内CAD講習の講師やらなきゃならないから微妙なんですが・・・・